様々な症例

症例:5ぎっくり腰

46歳男性が急に始まった腰痛を訴えて来院。この痛みは2日前に重い物を持った時から始まり、昨日は寝返りをうつ事も、立ち上がる事も困難だったという。過去にこの様な痛みを経験した事がない。本人の希望としては仕事が大事な時期なので、一日でも早く仕事が出来るようにしてくれとの事。

まず神経系の検査を行いましたが、全て陰性。次に体の動きを診て見ると、後ろに反らす動きで一番痛みがでていました。背骨の関節の動きの悪さは3番/4番にありました。治療としては、一日目は炎症反応がありましたので、超音波という機械で炎症を抑え二日目から関節に動きをつける操作を行っていきました。そうすると三日目には大分おさまり4日目から仕事に行ってもらう事ができました。

急性腰痛
この状態を海外では『魔女の一突き』と呼ぶ所もあります。これは足の関節に捻挫が起きる用に背骨の関節や、骨盤の関節にも同じく捻挫が起きます。そしてその状態が『ぎっくり腰』なのです。炎症が起きた後の関節は必ず硬くなってきます。この為、カイロプラクティックではそこに動きをつけていくのです。よく聞かれる質問として「何で急に起こるの?」と聞かれますが、元々関節が硬かったりという風な要素があったからです。この為、日頃の予防が大事になってきます。

症例:4妊娠中の腰痛

28歳妊婦が腰痛を訴えて来院。妊娠6ヵ月位から段々、痛みが増しており今は左臀部~左膝関節まで痺れを伴っているという。病院では『坐骨神経痛』と診断をうけたが、治療は受けていない。この他、両足のふくらはぎの浮腫みが強いという。

神経学検査で、筋力、温痛覚、深部感覚などを検査したが、全て陰性でした。しかし、骨盤の関節に強い圧痛が見られ、この関節の動きを見てみると、過剰に動きがありました。この為、周りの筋肉の機能を高め、骨盤に安定性を持たせていく治療を行った所、3回の治療で改善しました。今は安心して予定日を待っています。

-仙腸関節ハイパーモビリティー-
生理中、妊娠中は『リラキシン』というホルモンがでます。これは、靭帯を弛緩させる役割があり、骨盤の仙骨と腸骨との間の靭帯も例外ではありません。この為、骨盤が広がり痛みを出してしまうのです。痛みとは簡単にいうと危険信号です。つまり、動きすぎている関節も、動きがなくなった関節も、正常な関節から逸脱している事には変わりありません。この為、神経が『この関節はおかいしぞ!』という信号を脳に伝えます。これが痛みなのです。この状態は動きすぎて痛みを出している状態なのです。

症例3:  26歳男性が胸腰部の痛みを訴え来院された。

この症状は1年前から始まり、本人は仕事がデスクワークな事が大きく関わっていると考えている。症状は仕事終わりが一番キツく、胸腰部がつまってる感じがするという。

まず体幹における可動域の検査を行うと、伸展で制限といつも感じている症状の誘発が認められた。そして、筋力検査を行うと痛みを感じている背骨のレベルの神経支配を受けている筋肉が弱化していた。
この為、治療としては胸腰部の関節に動きをつけていった。
3回の治療で症状は改善され、今は月1のメンテナンスを行っています。

椎間関節
全ての関節の機能は”動く”ということです。何かしらの原因によって関節の機能低下が起きた場合、動きが悪くなるわけです。こうなると神経が『ここの関節が機能低下を起こしてますよ』という情報を脳に伝えます。これが痛みの情報なのです。これは背骨の関節、つまり椎間関節でも当てはまります。この方の場合、胸腰部の関節の動きが悪くなった為に痛みが生じた事になります。このため、カイロプラクティックではこの部分に動きをつけて痛みをとるわけです。

症例2:  32歳男性が左の坐骨神経痛を訴え来院された。

この症状は 2 年前から始まったという。一度整体に通い、改善方向にむかったがまた再発してきたと訴えた。

この人の場合、仕事がデスクワークな為、臀部にいつも負担がかかっていました。
この為、坐骨神経が走行する回りの筋肉が硬くなり、坐骨神経を圧迫したものと考えます。
治療は硬くなっている臀部の筋肉が付着している、骨盤の関節へのアプローチとその筋肉を緩める操作、家庭での簡単なエクササイズを行いました。
その後2回の治療で劇的に痛みが変化し、今では月1回のメンテナンスで通われています。

-梨状筋症候群-
坐骨神経痛といってもその原因は様々です。
椎間板ヘルニア、背柱管狭窄症などが、絡んでいる場合もあります。
その中で梨状筋症候群というのは、骨盤付近に付いている梨状筋の下を坐骨神経が通過する為、
この筋肉が硬くなってしまうと坐骨神経を圧迫し、痺れや痛みなどの異常感覚を起こす事を言うのです。

症例1:  74歳男性が椎間板ヘルニアに伴う腰痛と下肢のしびれを訴え来院された 。

腰痛は 10 年前からあったが、ここ数年で異常に悪くなってきて病院にいった所、 L4/L5 の椎間板ヘルニアであると診断された。治療は簡単なリハビリと腰部における牽引などの保存治療をしている。

検査をすると圧迫されている神経レベルにおいて、筋力、反射の低下、感覚の低下など神経的に異常を示しました。そして、そのレベルの腰部の関節が硬くなっていた為、そこに動きをつけていく事で、背骨から神経が出る空間の確保を考え治療しました。
その結果20回で痺れの大半が取れ、30回程度で痛みがほとんどなくなりました。

-椎間板ヘルニア-
背骨は積み木の様に椎体が重なっていっています。
その椎体と椎体の間にゼリー状のものがあり、これが椎間板と言われるものです。
ヘルニアとはこの椎間板が後方などに出てしまい神経根を圧迫している状態です。
カイロ治療で全てのヘルニアの人がこのケースのように改善されるとは限りません。
その為、一度来院される事をお勧めいたします。

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