カイロプラクティックを志したきっかけ

私は学生時代プロ野球選手を目指して練習をする毎日を送っていました。ところが大学の時に腕を故障して腕の感覚が無くなり、力が入らなくなり練習すらできなくなってしまいました。整形外科やスポーツ障害の権威の先生に診てもらっても原因が分からず、当時の最先端の科学的トレーニングを試しても全く良くなりませんでした。それがある日、カイロプラクティック治療を受けた後、あきらめかけていた腕の状態が劇的に改善したのです。猛烈に感動したのと同時にカイロプラクティックへ強い興味を持った私は一念発起し、この道に進むことを決意しました。

日々の業務のなかでこころがけていること

人間の体は痛みなどの症状があると、意識がそっちばかりに集中してしまい本当に悪い根本的な原因が分からなくなりがちです。なので、どんな症状を抱えた方でも診る時は必ず痛みがある場所だけでなくそれを出している大元の悪さがどこにあるのか常に考えています。

施術のプロとして「これだけは誰にも負けない」もの

「準備」です。基本的にカイロプラクティックは人間が手によって行うものなので、治療の良し悪しは行う人間の能力だけでなく、その日のコンディションにも左右されます。なので、毎日可能な限りベストな状態で治療できるように努力しています。日々のコンディションをより良くしていく過程で色んな治療のアイデアが閃いてくるのが楽しいです。

この仕事をしていて感じる「やりがい」と「難しさ」

症状を抑えるだけの治療は本当に良い治療とはいえません、根本的な原因を治して始めて良い治療と言えると思っています。でもこれだけではまだ完璧とはいえません。日々の生活が変わらなければ治ってもそのうち再発してしまうからです。なので、日々の生活の問題点を見つけて改善し、健康な状態を維持するにはどうしたらいいのかを的確に伝えられて始めて完璧と呼べるのではないかと思っています。難しいですがとても奥が深くやりがいがあります。

これからカイロプラクティックを受けようと考えている方へ

近年インターネットやスマートフォンが普及したことで欲しい情報を直ぐに調べることが出来ます。しかしネット上で得られる身体や健康に関する情報は残念ながら正しいものばかりではありません。場合によっては間違った情報を長い間信じていたり、治る可能性のあるものも治らないと諦めてしまっている場合があります。なので、施術を受ける際には是非今のお身体の状態をなるべくたくさん伝えて下さい。きっと良くできることがたくさんあると思います。