カイロプラクティックを志したきっかけ

私は、母が医療関係の仕事をしていたこともあり、高校卒業後は看護師を志していましたが、その母の勧めで母校であるRMIT大学に入学しました。
カイロプラクティックを元々知っていて、学ぶためではなく、カイロプラクティックってなんだろう?という感覚で入学したわけです。
そうしてカイロプラクティックのことを学んでいくうちに、創始者であるD.D.パーマーの言葉に出会いました。 「なぜ同じ環境で仕事をしているのに、病気になる人とならない人がいるのか?」
確かに言われてみれば当然ですが、当然であるためにそれは人それぞれだから、と考えていなかった私にとって衝撃的でした。
それからはカイロプラクティックを知れば知るほど私の中で魅力的なものになっていきました。 私の場合、きっかけというよりもカイロプラクティックを学ぶ環境の中で、自然と志したのだと思います。

日々の業務のなかでこころがけていること

何事も「考える」ことです。 ドイツの詩人・作家であるゲーテは、「考えていることを考え抜くことができない時のみ、人は本当に考えているのだ」と言っています。カイロプラクティックのこと、人体のこと、クライアントのこと.・・・考えることは人間ができる有益なことですから、それを最大限に活用して、カイロプラクターとしても人間としても成長できればと思っています。
また、考えて考えて、それでも深く考えることで物事の本質が見えてくると考えています。

施術のプロとして「これだけは誰にも負けない」もの

テクニックなどではありませんが、「カイロプラクティックが好き」ということは誰にも負けないと思います。好きだから上手になれるし、好きだからカイロプラクティックや健康のこと、クライアントのお身体のことを深く考えられます。 それが、クライアントにとっても、自身にとってもプラスに繋がると考えています。

この仕事をしていて感じる「やりがい」と「難しさ」

『やりがい』
誰よりも近くでクライアントの変化を見られることです。
身体に問題がある方は、多少なりとも不安や心配があるかと思います。お身体が良くなるにつれて表情が豊かになったり、物事に積極的になったりと活力が湧いている姿をみるとやりがいを感じます。

『難しさ』
症状を治療すればすぐに身体は楽になりますが、効果はマッサージなどと同じく一時的なのもです。カイロプラクティックではその症状を起こしている「原因」に対してアプローチしますので、人間が本来備えている自然治癒力が十分に発揮されるには「時間」と「休養」が必要です。現代社会の忙しいオフィスワーカーや特に症状の強い方にそれを理解していただくことが難しいです。

これからカイロプラクティックを受けようと考えている方へ

今まで痛いと薬を飲んで症状を和らげる、対症療法でなんとかしのいでいた方に、カイロプラクティックを通して自身の身体の治る力(自然治癒力)を体感してほしいと思います。体感し、理解することで本当に人生が変わるはずです。 カイロプラクティックがそのきっかけになれればと思っています。