カイロプラクティックを志したきっかけ

高校時代フットボールをしていた時に腰や股関節を痛めてカイロプラクティックを受診した経験があった。
自分が目指すべき道を模索している中で、人のためになる仕事をしたいという想いから、以前自分が受診して改善したカイロプラクティックに興味を持ち、カイロプラクティックの専門学校に入学・卒業をした。
しかし、自分が以前受けたカイロプラクティックとのギャップがあり、再度さらに高度な知識を得られる基準を満たした学校に入学し直し、5年間の勉強を終了し現在は多くの患者さんのカイロプラクティック適応症を取り除くべく、日々臨床に励んでいる。

日々の業務のなかでこころがけていること

カイロプラクティックを自身の中では医療として位置付けており、コースなどに則った施術を行うのではなく、症状の話、患者さんの求めているもの、健康への考え方など様々な観点からしっかりと説明することで、その方にあったアプローチをしていくことによって、痛みや不調という生活にとって最も不必要なものを取り除いていくことを心がけている。
そして、そのような不要な状態にどうしてなってしまったかを患者各々の状態に沿って説明し、その人個々のQOL(生活の質)を向上、維持していけるようにすることを健康の導き手としてプライドを胸に秘めて心がけている。

施術のプロとして「これだけは誰にも負けない」もの

自分は筋骨格系のプロフェッショナルだという自覚を持って日々臨床に望んでいる。
自分にとってカイロプラクティックとは筋肉及び骨格の構造的な不具合及びその連動性を改善し、より高い状態で維持していくようにできることだと考えている。
そのため、筋肉の柔軟性を維持するためにも骨格の可動性や形状を常にいい状態に保ち、ADL(日常生活動作)を良好な状態に保てるようにするための矯正をする技術と何故その部分を矯正しなければならないか?という知識に関しての経験を豊富に持っていると自負している。

この仕事をしていて感じる「やりがい」と「難しさ」

『やりがい』
最初に思いつくのが自分の存在が「人のためになっている」という想い。
来院した方々に「身体が楽になりました」「もっと早く先生にお世話になっていればよかったです」「明日からまた頑張れそうです」などの言葉をいただくことが大きなやりがいに繋がっています。
『難しさ』
自分の見地でのカイロプラクティック治療の領域にない症状へのアプローチ。
同様の症状でも、個人の生活習慣性や仕事の内容などによって改善方法や時間が違うため、いかに的確に早くその方にあった施術方法を見出していけるかという点
カイロプラクティック本来の役割である予防という概念を如何にわかりやすく伝えるかという点

これからカイロプラクティックを受けようと考えている方へ

カイロプラクティックは日本国内では明確な立場を確立できていません。
そのため、どのような基準を持ってカイロプラクティックなのか?カイロプラクティックを受ける有用性がどこにあるのか?受けることで現存する自分の問題点を改善できるのか?そもそもカイロプラクティックとはどのような療法なのか?などの疑問に関しての統一見解が存在しません。
そのため残念なことにカイロプラクティックを行っている私自身も、全てのカイロプラクティックをお勧めできるわけではないのが現状です。
明確な現状説明、それに対する施術方法や必要期間の提示、生活習慣や予防方法の提示など、施術効果は当然のこと、このような事柄に関して、しっかりと説明してくれる、そして人間的な信頼を感じられるところをご自身で1つ見つけておくといいでしょう。