症例

あごの痛み

あごの痛みと言ってすぐに思い浮かぶのが顎関節症だと思います。しかし自分が顎関節症なのかどうかわかっていない人も多く、あごだけが悪いと思われてる方も多いようです。しかし研究によると顎関節症は多くの頭痛や首、顔の痛み、そしてストレス性疾患と関わりがあると報告されておりその原因も分かってきています。
アメリカでは1000万人の患者が顎関節症と関わる何らかの悩みを抱えており日本においても増加傾向にあります。
しかし顎関節の異常による症状は幅広く時に歯科の領域を超える場合がある為に場合によっては適切な処置を受けられない場合も少なくありません。

顎関節症の代表的な症状は,「あごが痛む(顎関節痛)」、「口が開かない(開口障害)」、「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の三つで,このうち一つ以上の症状があり,鑑別診断で他の疾患がない病態を「顎関節症」といいます。
顎関節症は一般的には複数の問題が重なったとき起こると考えられています。日常生活でのストレスや体の何かしらのバランス異常があることであごの関節や筋肉が弱ってしまったり、噛み合わせや歯並びが悪い、歯の治療を放置している等の問題が重なりあうことで顎の関節内にある軟骨(関節円盤)を痛めることがあります。それが外傷や何かしらのきっかけで症状を誘発してしまいます。

まずは各種検査によって、顎関節やその周囲に痛みを出している原因が、筋肉や関節そのものなのか、関節軟骨なのかを鑑別していきます。その上で投薬や手術を使わず手技で丁寧に改善させていただくのがカイロプラクティック治療です。またあごの周囲だけが悪い訳ではなく、身体のどこが一部歪んでいたとしても、顎に加わる影響は非常に大きくなってきますので、全身との関連性を見極めながらも施術させていただきます。

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