小指の付け根の痛み
10代の男子学生
小指の付け根に曲げると痛みがあり、卓球のラケットが握れない
前日に違和感があり、翌日の朝に激痛に変わって曲げれなくなったが、原因は不明
整形外科を受診して、骨には問題なかった。
2日後に大会があっため、当院に来院されました。
小指MP関節周辺に腫脹と圧痛があり、炎症所見があったので、
超音波治療器とグラストンテクニックで炎症の緩和と動きの改善を促しました。
翌日には炎症所見は軽減していましたが、曲げる痛みが大分残っていたため、
筋肉と知覚領域に関係する神経をリリースすることで、曲げる痛みが大幅に軽減しました。
今回のケースでは、根本に神経障害があり、筋肉の使い方が悪くなって炎症を引き起こした可能性が考えられました。
その後、違和感程度で大会も出場でき、経過観察中も悪化はなかったので、計4回の施術で終わることができた症例でした。
ギヨン管症候群
ギヨン管とは手首にある神経の通り道で、骨や靭帯や筋肉でできたトンネルをいいます。
ここで尺骨神経が締め付けられることで、しびれや痛み、筋力の低下を起こします。
今回のケースを考えると卓球のラケットを握りこむことがこのギヨン管を圧迫しやすく、
繰り返した結果ではないかと思われます。


