吐き気と呼吸のしづらさ
37歳女性が吐き気と呼吸のしづらさを訴えて来院。この症状は半年前から始まったが特にきっかけはない。病院では自律神経失調症と診断を受けたが特に薬の服用などはしていないという。
神経学的検査を行った結果、左小脳の機能低下がありました。この為、小脳の機能を改善させる刺激を加えていくと、酸素飽和濃度が95から98に改善。そして、骨盤の関節の動きの悪さにより、お腹の筋の張りが強かった為、これに動きをつけたところ、呼吸を無理なく行えるようになりました。
その後2回の治療で症状はほぼ軽減し、今はメンテナンスに移行しています。
自律神経失調症
小脳の機能低下があると時々、血圧や脈拍、吐き気などの自律神経に関わる症状を呈する場合があります。これは小脳と副交感神経に密接な関係がある為です。自律神経失調症で重要な事は、なぜ自律神経のバランスが崩れてしまったのかという原因です。特にカイロプラクティックは自律神経に対して影響を与える事ができる治療法だと考えます。