ぎっくり腰
46歳男性が急に始まった腰痛を訴えて来院。この痛みは2日前に重い物を持った時から始まり、昨日は寝返りをうつ事も、立ち上がる事も困難だったという。
過去にこの様な痛みを経験した事がない。本人の希望としては仕事が大事な時期なので、一日でも早く仕事が出来るようにしてくれとの事。
まず神経系の検査を行いましたが、全て陰性。
次に体の動きを診て見ると、後ろに反らす動きで一番痛みがでていました。
背骨の関節の動きの悪さが腰椎の3番/4番にありました。
治療としては、一日目は炎症反応がありましたので、超音波という機械で炎症を抑え二日目から関節に動きをつける操作を行っていきました。そうすると三日目には大分おさまり4日目から仕事に行ってもらう事ができました。
急性腰痛
ぎっくり腰は海外では『魔女の一撃』と呼ばれています。
原因は背骨の関節や、骨盤の関節の捻挫です。捻挫して炎症が起きた後の関節は必ず硬くなってきます。
「何で急に起こるのですか?」とよく聞かれますが、
大抵、急に起こるよりも元々腰に問題をかかえていてそこに何らかの要素が合わさる事で発症するケースが多いです。
この為、日頃の予防が大事になってきます。