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腰・骨盤

腰痛

人類が直立二足歩行を行うことと代償に手に入れた宿命的な症状であると言われ、腰椎、骨盤周囲に出る痛みやそれに準ずる症状されています。その原因、症状は様々であり、現代人の約87%もの人が自覚症状を訴えています。

そして腰痛という言葉は症状であって、疾患名ではないということを断わっておきます。ですから通常は「椎間板ヘルニアによる腰痛」といった表現がなされるのが正確です。痛みの種類もさまざまで、鈍い痛み、激しい痛み、電気が走るような鋭い痛み、痛くはないが重だるいなど、が代表的なものとしてあげられます。体調がだるく感じるといった症状までもが腰痛に含まれるのです。また場所も色々で、骨盤周囲、背骨周囲、背骨の両側、片側といったように腰痛といっても本当に十人十色です。


日常生活において現れる腰痛

  1. 長い時間座っていたり、立っていたり、または良くない姿勢を取り続けることで、筋肉が緊張・疲労してしまい、その結果、血行不良となり重くだるい痛みや張り感が出てくる。現代人の腰痛のおよそ8割がこれに当てはまる。
  2. 運動不足や筋肉の弱化または神経的作用によって、お尻周りの筋肉(殿筋)や起立筋、腸腰筋といった腰回り、お腹周りの筋肉が上手に体重を支えきれずに疲労することによって腰椎に負担をかけて重だるい痛みや張り感がでてくる。
  3. スポーツや過度の動作によって外傷として腰回りの関節や筋肉、靭帯、神経を傷つけてしまうことで動いた時やちょっとした動作で強い痛みが出てくる。


腰痛を引き起こすまたは伴う疾患

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎と腰椎の間にあり、クッションの役割をしている椎間板に傷が入り何らかの拍子に中身である髄核が飛び出してしまうことで、周りにある神経に刺激を与えてしまい、動くときに非常に強くまたは鋭い痛みが走る。また咳やくしゃみ、トイレでの力み等の腹圧を強くしたときにも痛みが出てきてしまう。代表例としては坐骨神経痛があり、ヘルニアによって坐骨神経を刺激してしまうことで腰だけではなくお尻や太もも、足首にまで痛みが走る。症状が軽い場合には、強い痛みではなく痺れやツッパリ感を感じることもある。

腰椎ねんざ

俗に言う「ぎっくり腰」である。急に重いものを持ち上げたり、身体を強く捻ったりとした時に、腰椎や骨盤をつなぐ関節に付く靭帯が伸びて炎症を起こしてしまったり、腰回りの筋肉が非常に強く緊張してしまうことで動けなくなるほどの強い痛みが出てくる。落ちている物を拾う、顔を洗う、靴下を履くをといった動作が困難となる。時として、急な動きだけではなく、日頃の疲労が溜まったことで特にこれといったきっかけもなく発症することもある。

脊椎分離症

激しい運動で腰椎の一部(椎間関節)が折れてしまい、その部分が離れると、腰が重く感じたり腰痛がでることがある。しかし、必ず痛みを生じるというわけではなく、痛みがない場合もあり、放置されることも少なくない。脊椎分離症は中~高校生などの若者でスポーツをやっている人に多くみられ、脊椎分離が起こると分離すべり症に移行したり、椎間板ヘルニアを併発することもあるので注意は必要。

すべり症

脊柱を横から見たときにきれいに並んでいるはずの背骨が1個だけ逸脱して前方にすべってしまう状態で、場合によっては脊柱管を狭窄することで足に痺れを伴う痛みが出る。背骨の安定性が低下してきた中高年に多くみられる。

退行性変性

年を重ねるごとに腰椎が自然と変形してしまい、関節面が滑らかではなくなったり、骨棘(骨にできるトゲ)ができる事によって周りの組織に刺激を与え、動く事がつらくなってしまう。

脊柱管狭窄症

神経の大元である脊髄が背骨の中心を通る管を脊柱管というが、すべり症などが悪化、もしくはなんらかの病変によって脊柱管が狭くなり、脊髄が圧迫されることで腰痛および両下肢に痺れや痛みを感じるようになる。長時間の連続歩行が困難になり、ベンチなどでしばらく休息をとったり、身体を前に曲げること痺れが引き、また歩くことが可能になる、というサイクルを繰り返す。

POINT / ポイント

上記以外にも腰痛を引き起こす原因や要素はたくさんあります。
整形外科やマッサージでは原因がわからず、治療法もはっきりしないものに関して、カイロプラクティックでは固まってしまった筋肉や動きが悪くなってしまった関節など、何らかの原因を問診や検査によって見つけ出し、腰に負担が少なくなるような身体を施術で作り上げます。また皆様の症状にあった的確なストレッチや運動療法によってご自宅でもセルフケアを行ってもらい、症状の再発を防止していきます。このように皆様のお身体を丁寧にかつ正確に診させて頂く事で痛みや問題を解決していきます。



骨盤のゆがみ

近年、よく耳にする骨盤のゆがみや骨盤矯正ですが、あまりにも色々な情報が世の中に溢れていて、誤った情報も少なくありません。主に左右の腸骨と真ん中の仙骨と呼ばれる骨の間にある仙腸関節がゆがむことを転倒や事故による衝撃や出産など特別なことが無ければ、骨盤がゆがむということは無いと思っている方も多いようです。ところが長い時間悪い姿勢で座ったまま過ごすだけでも、骨盤がゆがみやすくなります。

骨盤のゆがみというのは、日常生活で何気なく取っている姿勢や動作でも起こりうるのです。例えば脚を組む癖のある人は、すでにゆがんでいる為に体がバランスを取ろうとして脚を組んでしまうのです。椅子に浅く腰掛けて背中を丸くして座る人は、骨盤が後ろに倒れて一般的に「骨盤が開いた」と呼ばれる状態になります。さらにこの状態は腹筋が緩んでしまい女性誌でよく「ぽっこりお腹」と呼ばれる状態になることもあります。いずれにしても、悪い姿勢は骨盤のゆがみを悪化させて、次第に体全体に悪い影響を与えてます。

骨盤のゆがみが与える影響

  • 頭痛、肩こりや腰痛など不良姿勢からくる不調の原因
  • 骨盤から出てくる神経に影響を与え、坐骨神経痛や大腿神経痛などの神経痛を出す原因
  • 骨盤につく筋肉や内臓の働きが低下してお腹の調子を崩す原因
  1. 頭痛、肩こりや腰痛など不良姿勢からくる不調の原因
  2. 骨盤から出てくる神経に影響を与え、坐骨神経痛や大腿神経痛などの神経痛を出す原因
  3. 骨盤につく筋肉や内臓の働きが低下してお腹の調子を崩す原因

POINT / ポイント

骨盤矯正は骨盤のゆがみがどのようになっているか、よく調べて行うことが重要です。 ゆがみの方向を調べずに矯正を行うと、骨盤の関節が可動性亢進の状態になることがあります。 可動性亢進の状態は関節が緩くなりすぎている状態ですので、安定しなくなってしまいます。
なのでむやみやたらに市販の骨盤ベルトや矯正クッションを使用するのはよくありません。そして骨盤のゆがみを訴える方のほとんどが、レントゲンで見てもわからないレベルのゆがみです。これをカイロプラクティックでは独自の検査方法を行うことで正確にチェックし、矯正の必要の有無と、矯正方法を考えていきます。

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