症例

産前と産後に関する症例

両手のシビレとむくみ

産後4ヶ月から、抱っこをしていて手に力が入りづらく、シビレとむくみを感じるようになった。

 

検査では、手首の掌側をたたくとシビレが誘発されました。

手首の肘側の関節(下橈尺関節)は動き過ぎており、手首の指側の関節(手根間関節)が硬く動きが悪い。筋力検査では手首を内側に回す筋肉や対立筋が弱化している。

 

治療としましては、筋力の弱化を改善させる操作と関節に動きをつける操作を行った後、動き過ぎている関節に対してテーピングをして固定を行いました。日常でもサポーターをして頂き、負担のかかりにくい手首の使い方を指導。5回目の施術でシビレを感じなくなりました。

 

カイロプラクティックでは、シビレを良くしていくだけでなく、関連する肘や肩、背骨の施術をしていくとともに患者様にとって負担のかかりにくい手首の使い方を指導していきます。

 

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妊娠時のお尻の痛み

35歳、妊娠7か月の妊婦さんが右側のお尻から太もも上部までのピリっとする違和感を訴えご来院。

妊娠5か月目から徐々に違和感が強くなり、現在は寝返りや歩行中でも違和感がでてしまい不安になっている。一度出産を経験しており、前回の出産時には全くなかった症状なので心配になり、近くのマッサージや整体に問い合わせてみたところ、妊婦はお断りされ続け、エルカイロプラクティックを見つけてご来院。

 

妊娠7カ月ということで、だいぶお腹が大きくなってきており立位での過剰前湾が見られ、歩行時も左右の足のバランスが悪い歩き方をしていました。また妊娠後期に入ってきましたので、靭帯を緩めるリラキシンの分泌が多くなり骨盤の安定性が多少少なくなっていました。

よって骨盤を安定させるためにお尻周りの筋肉(この場合は梨状筋)の過緊張が見られ、そこから軽度の坐骨神経痛を起こしていたものと考えられたので、骨盤を上手く安定させられる様にゆっくりとした刺激で矯正を入れ、かつお尻周りの筋肉の調整を行いました。

初回の施術において一時的に症状が8割近く改善したものの、私生活での負担や身体のクセが残っているために2日後には症状が戻ってしまいました。そのことを加味し、短めの期間で5回施術を受けて頂いたところ、症状はほぼ改善、施術後に期間を開けても悪化しないようになりました。

その後も骨盤のバランスを整えることで無理なく出産が出来るように定期的にご来院頂いております。

 

妊婦さんへのカイロプラクティック

多くのマッサージや整体院では妊婦さんの施術をお断りしているところが多いです。
エルカイロプラクティックでは国際基準のカリキュラムだけではなく、卒後教育、セミナー出席にも力を入れている為に、妊婦さんでも安心して施術を受けてもらうことが出来ます。
そして産後にご来院頂いた方の多くから、「産前から施術が受けられるなら、もっと早く来ればよかった!」とのお言葉を頂いております。
海外では当たり前のように産前のカイロプラクティックが浸透しております。
安静にして我慢するだけではなく、是非一度エルカイロプラクティックにご相談ください。
(*お身体の状態・症状によっては、施術をお断りすることがございますのでご了承ください)

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骨盤矯正ダイエット

32才女性が、運動やエクササイズを行っても中々ダイエットが上手くいかず、雑誌などで『骨盤矯正』を知り当院に来院された。

 

まずこの女性に腰痛や膝の痛みなどの症状を聞いた所、5年位前から右腰に痛みがあり右足にむくみと冷えも併発していた。

 

検査をしたところ、右の骨盤の前にある『大腰筋』の力の入りが悪く、骨盤の関節である仙腸関節に付加がかかり動きが悪くなっていた。

 

3回目の治療で痛みがなくなり、5回目の来院時にはむくみと冷えが改善された。

 

今は一ヶ月に一回のメンテナンスに移行しているが、代謝が上り、エクササイズの効果が表れ、体重も7kg減らすことが出来た。

 

骨盤矯正

腰痛や膝の痛み、むくや冷えなどがあると骨盤に問題がある可能性があります。

つまりこれらの症状をお持ちの方は代謝が悪かったり、どこかしらに関節の動きのわるい箇所が存在します。

この為、症状改善を目的に施術していけば、結果骨盤なども正しい位置になっていきます。

また、身体の疲れが中々とれないという方は『2週間テスト』という炭水化物をぬいてもらうテストを行い『炭水化物不耐症』の有無を検査する事もあります。

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妊娠中の腰痛

28歳妊婦が腰痛を訴えて来院。

妊娠5ヵ月位から段々、痛みが増しており今は左臀部~左膝関節まで痺れを伴っている。

病院では『坐骨神経痛』と診断をうけたが、治療は受けていない。この他、両足のむくみが強いという。

検査をすると、骨盤の関節に強い圧痛が見られ、この関節の動きを見てみると、過剰に動きがありました。この為、周りの筋肉の機能を高め、骨盤に安定性を持たせていく治療を行った所、3回の治療で改善しました。今は安心して予定日を待っています。

 

仙腸関節ハイパーモビリティー

生理中、妊娠中は『リラキシン』という女性ホルモンがでます。
これは、靭帯を弛緩させる役割があり、骨盤の仙骨と腸骨との間の靭帯にも緩みがでます。
この為、骨盤が不安定になり、ズレてくると痛みが出てくるのです。
痛みとは簡単にいうと危険信号です。
つまり、動きすぎている関節も、動きがなくなった関節も、正常な関節から逸脱している事には変わりありません。
この為、神経が『この関節はおかいしぞ!』という信号を脳に伝えます。
そうするとその信号を痛みとして感じるのです。

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