こんなに猛暑の日になんですが、温泉について少し書いてみたいと思います。

私は、ここ数年、湯治場を巡っています。

「湯治」とは、温泉を休養、保養、療養の場として、日数をかけて滞在して入浴することです。全国にそういった目的の温泉宿が、あるようですが、主観的には東北や北関東に、そういった良い温泉が集まっているような気がします。昔は農閑期に長期滞在しながら、温泉の持つ療養効果を期待して、健康を取り戻すことを目的としたり、ある疾病に対しての治癒を目的としたりします。その温泉により、特徴がありますので、目的にかなった温泉を選ぶことになりますが、湯治は温泉によって、人が本来持っている自然治癒力を高めることが本質とされています。

温泉には、次の効果があります。

1.　温熱（温める）

2.　静水圧

3.　浮力、粘性

4.　化学的作用（水中に溶けているイオンなど）

5.　温泉をとりまく自然環境

その人によって、感じる効果、必要とする効果は当然違います。私個人的には、今は、自然環境に癒される効果を、感じています。

それでは、また、これからも、たびたび、温泉（湯治）のお話をさせていただきたいと思います。

北井　慎子