手、指、腕の痛み、しびれ
人差し指、中指のしびれ、痛みを訴えて来院。
手首を曲げたりすると痛むことがあり、明け方にしびれ、痛みがひどくなる。
痛みがひどくて寝れない時もあるが、手を振ると少し楽になる。
検査をすると正中神経領域に知覚異常がみられ、拇指対立筋の筋力が低下していた。
カイロプラクティック・アプローチ
手根管症候群 が疑われたので手首のアーチを正常に整え、アーチを保持する筋肉を強める治療を行いました。
改善したものの2割ほどしびれが残ったので、末梢神経マニピュレーションを用いて正中神経にアプローチを加えたところ
残りのしびれも改善しました。
手根管症候群
手根管とは、手根骨と横手根靭帯とからなるトンネルです。
このスペースの中に長母指屈筋腱、深・浅指屈筋腱、正中神経が通っています。
何らかの原因でこのトンネルのスペースが狭くなり、神経や健への圧迫が強くなると手へのしびれや痛みが生じます。
女性の場合、妊娠中などは女性ホルモンの関係で身体の水分量が増えることによって発症しやすくなるので注意が必要です。