転倒後の膝の痛み
この痛みは先日、走っていて激しく転倒して膝を打った時から始まった。
2週間後に大事な試合があったのでそれまでにプレーできるようにしてほしいということで来院。
まず視診で、明らかに膝関節の内側の辺りが腫脹していました。
内側の靭帯を伸ばす方向に持っていくと痛みがでたので靭帯も損傷していることが分かりました。
この為、まずは固定と圧迫の意味を込めてテーピングをしてそのまま氷水に足をいれてもらいました。そして、またテーピングを巻いて初日の治療は終了しました。
2日目は腫れ、痛み共に軽減していたので、初日と同じアプローチをかけた後に足の骨の動きが悪い所に動きをつける操作を行いました。
その結果2週間後の試合に出場する事ができました。
関節捻挫
捻挫の簡単な定義としては、靭帯損傷があるという事です。
非常に多く見られる症例でありご経験された方も少なくないと思います。
この場合、初期の対応でその後の予後が大きく変わってきます。
重要な事は、『圧迫』、『冷却』、『挙上』の3つです。
圧迫と挙上で腫れを抑えます。
腫れると言う事は血管が拡張しているので冷却をする事によって血管を収縮させ腫れを抑えるのですが、冷却することで痛みも軽減させることが出来ます。
冷却は0度以下の水で冷やす事がポイントになります。
カイロプラクティックでは炎症が治まった後に、足の個々の関節や筋肉をチェックしてアプローチをかけます。そうする事により、より早く改善し、癖になるのを防ぐことが出来ます。