椎間板ヘルニアに伴う腰痛と下肢のしびれの典型例
腰痛は 10年前からあったが、ここ数年で異常に悪くなってきて病院にいった所、 L4/L5の椎間板ヘルニアであると診断された。
病院での治療は簡単なリハビリと腰部における牽引などの保存治療をしている。
検査をすると圧迫されている神経レベルにおいて、筋力、反射の低下、感覚の低下など神経的に異常を示しました。
そして、そのレベルの腰部の関節が硬くなっていた為、そこに動きをつけていく事で、背骨から神経が出る空間を確保する目的で治療しました。
その結果5回で痺れが楽になり、日常生活での辛さが減り、その後は間隔を開けた定期的なケアを続けたところ、痛みが完全に消失しました。
椎間板ヘルニア
背骨は積み木の様に椎体が重なっていっています。
その椎体と椎体の間にゼリー状のものがあり、これが椎間板と言われるものです。
ヘルニアとはこの椎間板が後方などに出てしまい神経根を圧迫している状態です。
ヘルニアの状態は人それぞれなので、一人一人しっかり検査していく必要があります。
神経根を圧迫している部位で炎症が起きていると痺れや痛みが長引くケ-スが多くその場合まずその炎症を抑える治療を行いながら完治を目指していきます。