2012/03/23
健康スタッフブログ
うつ100万人時代
昨日WEDGEの「名医求めてさまよう うつ病患者」という記事が興味深かったので、
気になった内容を少し紹介いたします。
・日本の現状として、うつ病の患者数の急激な増加はうつ病の薬が認可されてから始まってるということ。
・精神医療界の中でもうつ病の治療に対するばらつきがあり、精神科医によって薬の処方の仕方が異なるということ。
・本来十分な休養をとれば治る患者や、寝不足や暴飲暴食といった生活習慣の問題などに目が向かず、安易に薬物療法が行われている。
・そしてその背景に、薬物療法を中心にし、短い時間で診察を済ませ、回転率を上げるという経済原理が働いてしまっているということ。
以上が特に気になったポイントなのですが、現代医学、日本の医療システムの根本的な問題がこういったところに出ているのではないでしょうか。
難しい事とは思いますが、増え続けるうつ病患者の人達のことを考えるとなんとか精神医療学会に頑張ってほしいです。そしてカイロプラクターである私たちも常に襟を正して努力していかなければならないと強く思いました。
菊地