症例:417歳男性が足の痛みを訴えて来院
この痛みは昨日、走っていて転んだ時から始まったという。
まず視診で、明らかに内側のくるぶし辺りが腫脹していました。内側の靭帯を伸ばす方向に持っていくと痛みがでました。この為、まずは固定と圧迫の意味を込めてテーピングをしてそのまま氷水に足をいれてもらいました。そして、またテーピングを巻いて初日の治療は終了しました。2日目は腫れ、痛み共に軽減していたので、初日と同じアプローチをかけた後に足の骨の動きが悪い所に動きをつける操作を行いました。その結果2週間後の試合に出場してもらう事ができました。
-関節捻挫-
捻挫の簡単な定義としては、靭帯損傷があるという事です。非常に多く見られる症例でありご経験された方も少なくないと思います。この場合、初期の対応でその後の予後が大きく変わってきます。重要な事は、『圧迫』、『冷却』、『挙上』の3つです。圧迫と挙上で腫れを抑えます。腫れると言う事は血管は拡張しているので冷却をする事によって血管を収縮させ腫れを抑えるのですが、冷却のもう一つの目的は鎮痛効果というのも含まれます。この為、0度以下の水で冷やす事がポイントになります。カイロプラクティックでは炎症が治まった後に、足の個々の関節や筋肉をチェックしてアプローチをかけます。そうする事により、より早く改善に向っていくのです。
-症例3-43歳女性が膝過部の膨隆を訴え来院
この症状は半年前から始まり、病院でBeker嚢腫と診断されている。
治療としては穿刺をして水を抜いているが、何回抜いても再発を繰り返し痛みも出現してきた為、当院を訪れた。
触診をした所、確かに膝の後面に大きなしこりを感じました。痛みは曲げた時に顕著に出現。可能性として、このしこりが邪魔をして膝を曲げる動作が著しく制限を受け、関節から痛みがでてきたものと考えます。この為、関節に動きをつける事で滑液の潤滑を促進させる事を目的に行いました。3回位で痛みは消え、今は10回目ですがしこりも小さくなってきています。
-Beker嚢腫-
膝の後ろにはたくさんの『滑液』と呼ばれるものがあります。関節は骨と骨とのぶつかり合いです。この為、オイルのような物が人間にも必要でありこのオイルの役割を果たすのが、滑液です。もう少し分かりやすくいうと、ヒアルロン酸がこの滑液の成分にあたります。この症状は滑液が入っている袋に炎症をきたし、滑液が流出し、しこりの様なものを作ります。そうなると、水を抜く治療を病院で行うのですが、再発は免れないでしょう。カイロでは関節の動きを滑らかに行ったり、炎症を起こしている滑液の袋を見つけ、炎症を取り除いていきます。そうそても尚、再発を繰り返すケースもありますが痛みをコントロールする事は可能です。
症例2: 26歳男性が足の裏の疲れを訴え来院。
この症状は長時間の歩行や、車の運転をすると出てきて、ひどい時には足底に『ピリッピリッ』とした感覚を覚えるという。
検査をした所、筋力、感覚、反射などの神経的なものについては異常がありませんでした。
しかし、両側とも足のアーチがなくいわゆる偏平足の状態になっていた為、アーチを形成するような治療とテーピングを施しました。
これにより6回の治療で、疲れを感じなくなりました。
-足におけるアーチ-
足のアーチには2通りあって、『縦のアーチ』と『横のアーチ』があるわけです。
このアーチがある事によって、足の裏にかかる負担を少なくしているのです。
この為、足の裏が疲れれるからといって、足の筋肉をいくら緩めてもまた再発してくるのです。
カイロプラクティックは症状における原因に目を向けます。
症例1: 77歳女性が左の膝の痛みを訴え来院 。
この痛みは 4 年前から始まり、医者には変形性膝関節症であると診断されている。
治療としては、軟骨を増やす治療を行ったり、リハビリに週2回通っているが最近痛みがひどくなってきた気がすると訴えた。
検査を行うと、足の前面の筋の張りと、膝の関節における運動制限が示唆されました。
この為、これらを改善させるように治療を行い10回程度で強い痛みは消え、今現在は2週間に1回のペースで来院されており、これ以上変形が進まないように予防的な治療を続けています。
-変形性膝関節症-
この場合特に女性が多く見られます。女性は閉経した後ホルモンのバランスが変化し、どうしても骨におけるカルシウムが減少していく傾向が強いのです。
この為、一般的に男性よりも女性の方が、骨密度が低下したり、骨変形が起こりやすくなります。
カイロプラクティック治療によって一度変形した骨を元に戻す事は不可能です。
しかしながら、『痛み』というのは神経系によって引き起こされるわけです。
カイロプラクティック治療における本来の目的は“神経系のバランス”をとる事なので、治療により痛みをコントロールする事はできるのです。
また定期的に関節を動かす事によって、変形していくスピードを緩くしていくという予防的な意味もあるわけです。





